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遺品整理アンカーです。長らく、ブログを更新できませんでしたが、できる限り更新をしてゆきたいと思いますので今後とも、当ブログをよろしくお願い致します。本日は、伊丹市で行った遺品整理のお話をさせていただきます。ご家族との関係で後悔しないために、私たちのようになってほしくないと、ブログの掲載をお許しいただきました。お電話を下さったのは、故人様のご長女で、お母様がお亡くなりになられ、遺品整理を考えているが、何をどうしたらよいか解らない、ということでお電話をいただきました。お見積もりに伺うため、現地に到着し、インターフォンを鳴らすと、ご長女が出迎えて下さいました。ご長女のお話によると、お正月にお母様とお会いになられた際には、とてもお元気そうだったそうです。しかし、些細な事からいい争いになり、なだめるご家族のお言葉に耳を貸さずに、結局、ご長女とそのご一家は、お帰りになられました。お帰りになる際に、お母様が仰られたお言葉が今もご長女のお心を痛めているとお聞きしました。「会うのはこれが最後かもしれへんで!」ご長女は、背中から聞こえてくる、そのお言葉に、振り返らず、ご実家を後にされたそうです。また、これまで大きなご病気にかかったこともなかったので、そのお言葉に、特別な意味など考えもしなかったそうです。ある日、ご長女のもとに、ご実家の大家様からご連絡がありました。「ずっとテレビがついているみたいです。」ご長女は、あの日の、お母様のお言葉を思い出されました。「会うのはこれが最後かもしれへんで!」ご長女は不安になり、大家様にお部屋の様子を見てくれないかとお願いされたそうです。大家様がご長女にお話をされた内容によりますと、お部屋に入ると、寝室でお母様は亡くなられていました。テレビがついており、ビデオデッキに、ビデオテープがさされた状態だったそうです。そのビデオテープには、ご長女のお名前と、結婚式の文字。これから再生しようとされたのか、または、観ておられたのか、お母様は、ご長女に会いたかったのでしょう。お母様のお心を想うと、胸が痛みます。遺品整理作業の当日、ご長女が、お立ち会い下さいました。作業中、お母様の手帳を見つけ、中を確認すると、お正月から、手帳に記入された最後の日付まで、文字がぎっしり書かれており、「今日も電話できなかった。○○、ごめんね。」「寂しい。○○に会いたい。」とご長女の名前とお母様の、後悔の想いが書き綴られています。私は、すぐに、ご長女に、手帳をお渡ししました。ご長女は号泣されました。「お母さん、ごめん。ほんまにごめん。」と。作業終了後、お焚き上げ供養をしてほしいと、ご長女から、お母様の手帳をお預かりしました。その際に、見て下さいと仰られ、私に手帳を開いて見せて下さいました。そこには、遺品整理を行った日付の欄に「私こそごめん。もう仲直りやで。」と記されておりました。ご長女とお母様の間には決して消えることのない、永遠の絆で結ばれています。